『ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた』

PRIDUCTION NOTE

    ■共演者が生み出すパワー #2

    リチャードソンは本物の母親、パティ・ジョイスの印象を「現実のパティは、映画のパティよりもっとステキだし優しいわ」
    実物のパティに会ったことで、リチャードソンだけでなく映画のクルー全体がジェフ・ボーマンの世界の別の窓を得た。その他、ジェフの父でありパティの前夫ビッグ・ジェフを演じるクランシー・ブラウンが個性的な演技を見せる他、有名なボストンのコメディアン、レニー・クラーク、パティ・オニール、ダニー・マッカーシーなど地元俳優も多数出演している。さらに実際のジェフの回復の中心となる人々にも出演を頼んだ。「ジェフの担当医、カリッシュ医師は技術指導のためにセットにいたが、即席で“自分”を演じてもらった。本物の看護師のひとりも出演している。また、人工装具会社を経営するユナイテッド・プロセティクスのポールとグレッグのマルティーノ兄弟にも出演してもらった。真実味を加えるためにやったことだ」とグリーン監督。